太陽のような君へ
そして約束の昼休み。2人は屋上に来ていた

「美月の今日のお弁当唐揚げじゃん!1個ちょうだい」

『しょうがないなぁ』

日向は唐揚げを頬張る

「ん!うま!…で、話って?」

『実はね、日向気持ち悪いとか嫌だって思っちゃうかもしれないんだけど…』

『この間日向が聞いてきたでしょ?自分に彼女できたらって…私、日向に彼女が出来たらって思うとすごく嫌で一緒にいれなくなるなんて想像しただけで無理。なんでかなって考えたんだ』

『それで気づいたの私…日向のことが好き』

目を見開いて固まっている日向

『ねぇ、聞いてる?』

「それって…幼なじみの好きじゃないよな?」

『うん、異性としての好き』

日向はそれを聞いてすごく嬉しそうに笑って私を抱きしめた

「気持ち悪いとか思うわけないじゃん?俺はずっと美月に好きって伝えてたよ?美月は幼なじみとしての好きってしか捉えてくれなくて全然相手にされなかったけど。」

『それは…ごめん』

「あー嬉しい!こんなに幸せなことってあるんだ。美月大好きだよ。これからもずっと一緒にいような?」

『うん!日向大好き!』

「うわぁやばい 可愛すぎる」

2人は幼なじみから恋人同士になり、幸せを感じていた。これからの未来が輝いて見えた。ずっと一緒にいられるって
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