御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
……この傷よりも、、深い傷が出来たらどうしよう…


と考えるほど心臓が痛くなる。


舜くんは、『俺がずっとそばにいて守る』なんて言ってくれたし、光莉は『私の方がずっと一緒にいられる!離れないようにする』と手を握ってくれた。


確かに、2人がそばにいてくれたら安全だと思う。


でも……私、また守られてばっかりでいいのかな…


これまで、ずっと光莉や舜くん、凪くんに助けられ続けてきた。


友達だからこそ頼れるし、『助けて』って言うことが大切だとも思う。


だけど…私は…心配をかけすぎてしまう。


………周り、私を心配してくれているみんなになるべく迷惑をかけたくない。


1人でどうにか…


まぁ、舜くんには何考えてんだって叱られちゃいそうだけど


もう守られているばかりじゃいやなの。



私は、大好きな人の顔を強く思い浮かべ、ゆっくりと瞼をおろした。
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