夏の大三角~恋~
告白
私たちは砂浜に上がって寝そべった。
相変わらず、空には天の川。
「あ、俺、ちょっとトイレ行ってくる。」
鷲が立ち上がる。
「あ、わ、私も!」
三星が何故か慌てたように鷲を追いかける。
鷲を目で追いながら、私は困っていた。
…どうしよう。
時が経つにつれて告白する勇気が失せていく………。
やばい。
これ、このままだと告れないパターンじゃん。
私は、とりあえず鷲が行った方に歩いて行った。