サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
高級感、エレガント、シックな、
キーワードが次々と浮かぶ。

「ねえ、アクアちゃん、相談があるんだけど」
アクアは窓側で、ベビーベッドで寝ていた娘を、抱っこしようとしていた。

「イリス先生?何か?」
「やだよー、もう、先生じゃないんだからさ」

キャツ、キャツ・・

「かわいーなぁ、キアラちゃん、
アラゴンに似ていないよね。
似ているのは髪だけ?」
イリスは微笑んで、赤ん坊の頬を、爪を立てないようにそっとつついた。

「ふふ、でも、鳴き声は大きいので・・・
そこは似たのかも」
アクアは幸せそうに、娘をゆすり上げた。

赤ん坊は、可愛らしいピンクの
子猫の着ぐるみを着ている。
「前さ、アクアちゃん、ベビー、
子供服やりたいって言っていたよね?」

「ええ、子どもの可愛らしいお洋服、絶対受けるでしょう」

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