サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
「オンナは、恋をすると、いつも乙女なのですよ。」
アクアは細い指を組んで、考え深げに言った。

「そうですね。イリス先生はこう、なんか、いつもと違う<可憐な乙女>っていう、イメージで行きましたからね」

ランダが言うと、
アクアはベビーベッドのそばに歩いて行き

「イリス先生には、幸せになってほしいわ。
ねっ、キアラちゃん」
そう言うと、
小さなウサギのぬいぐるみを、
しっかり握っている娘を抱っこした。
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