be your star.
光と隣


目を覚ますと白い天井が見えた。

続いてレースカーテン。横に人。

ばっと身体を起こす。窓から光が差し込んで明るい。朝なのか昼なのかは分からないけれど、もう夜は明けていた。

誰かの部屋だ。ベッドの上からラックとテレビが見える。

ラックにずらりと並ぶCD。そこから溢れた分が床に積み重ねられ、崩れていた。

「……なんじ?」

CDの多さに目を奪われていて、その声に驚く。
寝たまま、枕元を大きく泳ぐように腕を伸ばして何かを探している。その手が私の手首にぶつかり、掴まれた。

ツバキさんは眩しそうに眉を顰めながらこちらを見る。

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