水と油の私達
「…っそれは、おれが銀狼だからですか?おれが弱いからですか?」

「ちがっ、!」

「その髪の秘密も、教えてくれないのはおれが弱いからですか?」



思わず息をのんだ。

そうだ、私はウィッグをとっていた。

それなのにどうして私がマナだとわかったの?

いや、それよりもなによりも、きっとバレてしまった。

マナの正体は奇跡なんかじゃない。

ただの嘘つきだということが。

誰が見てもブリーチの後だとわかるような、傷んだピンクの髪。

黒い瞳は確かにカラーコンタクトだけれど、私の瞳はピンクではない。

ほとんど水色に近い青色だ。

それにピンクや黒のカラーコンタクトをしていただけ。
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