揺れる瞳に恋をして

誕生日

「もうすぐ、千春の誕生日ね」

「あ、ホントだ…」

じゃあ…夏希も

「夏希と同じだったわね」

「…うん」

誕生日も、産まれた病院も同じ

若干私の方がお姉ちゃんだけど…

「…千春」

「なに?」

「私も、今度…千春に話さないといけないことが、あるのよね」

「いつでも聞くよ」

そういうと

ありがとう

麻耶は笑顔で笑った
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