愛とは決して○○しないこと
俺はその手紙を2回読んだ。

みどりが俺と別れたい?
俺のメールで傷ついた……

もう待つのに疲れた…

頭の中が真っ白になって、しばらく呆然としていた。

フラフラと立ち上がり…
デスクの上に置いてある前回みどりへのお土産…
ネックレスとピアスのセットの箱を開けた。

俺は仕事が楽しくなってきて…
駐在員を目指してて…
みどりを好きだけど仕事が大事で…
みどりは俺を理解してくれてて…
でもみどりはもう待つのは疲れたって…

俺は泣いた。
大事だと思ってたみどりが俺から離れて行った事に悲しくて泣いた。
それにみどりと絶対に離れたくない!と思ってる。
一方的な別れに納得いかない。

明日から10日間の休暇だ。
その間に、みどりへプロポーズすればまだ間に合うんじゃないかと考えた。

まず、スマホを新しくしなきゃ!

気を取り直し、シャワーを浴びて寝た智也。
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