愛とは決して○○しないこと
「父さん、母さんに紹介します。
こちらは、俺と同期入社で本社の総務に勤めている
上条 みどりさんです。

先日、勇気を出してプロポーズしたら受けてくれました。
今日、みどりの実家へ娘さんと結婚させて下さいと挨拶に行って承諾をいただきました。」

「おめでとう!!」パチパチとお母さん。

「おめでとう。じゃあ暫くは雄太も本社だが、その後は大阪と行ったり来たりして結婚式の準備をするんだな」

雄太とみどりは顔を見合わせ頷く…
「その事なんだけど、俺は大阪へ戻るときはみどりを妻として大阪へ戻るつもりでいます。」

「え?お兄ちゃんは確か…9月末に大阪へ戻るのよね〜?」

「うん。だからゴールデンウィークに結納して、6月に沖縄で家族だけの結婚式をして入籍したい。
みどりは6月で退職して母さんに岡安家の事を教えて欲しいと思ってる」

雄太の両親は「………」
「オイ、雄太。もしかしてこれをみどりさんのご両親にも伝えた上で承諾していただいたのか?」

「もちろん! みどりの妹さんのかなえさんが秋に結婚式をするんだけど…
この話をしたらお父さんは最初渋ってらしたんだけど〜 お母さんが長女のみどりを先に嫁がせてやりたいって。
大阪へ行ったり来たりしてたら時間がかかるからっておっしゃって下さって…
お父さんも岡安家が賛成して下さるならこのプランを了承しますと仰っていただいた。」
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