愛とは決して○○しないこと
私も雄太も定時で上がって駅に向かう。

「結婚指輪はみどりの気に入ってるブランドの物にしたいと思ってるんだけど」

「私は、この婚約指輪のブランドにしたいかな」

「じゃあ、あそこだな」
雄太は私と婚約指輪を買ったブランド店へ行く。

結婚指輪をいろいろと見せてもらう。
「こちらのタイプでしたら、婚約指輪と重ねてつけても一体化したように見えますし…」

「どう、みどりコレにしない?」

「重ねてつけるタイプ?」

「うん。ダイヤモンドは永遠の愛だし〜。
重ねるのがイヤなら、こんなデザインのとか?」

「素敵なのばかりで悩むね。雄太が決めて!
私じゃあ無理〜」

「じゃあ、俺はコレがみどりに似合うかな」

「それでは、こちらをお試し下さい。」
私と雄太で試して嵌めた。

「良いね。みどりに似合う。俺もこれがいいなぁ」
2人で試しで嵌めている左手と左手をかかげて見た。
「うん。雄太にも私にも似合うね。コレに決めようか。」

「うん。じゃあコレにして少しだけ緩めのサイズにして下さい。あ、中に刻印もします」

「はい。かしこまりました。」

と私達の結婚指輪も決まり来週の受取になった。

結婚指輪も決まってホッとしたみどり。

雄太はこれからみどりの誕生日プレゼントはここの宝飾品にしようと思った。
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