俺様弁護士は激愛を貫きとおす
「ここだけで、イけそう」
 優羽の弱いところを見つけた城ヶ崎はなんだかとても楽しそうだ。

 ここだけで、なんて。そんなことされたらおかしくなってしまう。
「え、無理だよ……」
「無理じゃないと思うぞ。今度、やってみような?」

 だって、そんなことされたら……。
「想像した?」
「え?」
「ここが、反応した」

 さっきから城ヶ崎がゆるゆると優羽の中に触れているとは思っていた。そんな反応を見られていたのかと思うと一瞬で顔が熱くなる。

「やだ……」
「どうして? すごくいいぞ。優羽の身体はすごく正直で可愛い」
 あまり好きではなかった行為だが、城ヶ崎が言ってくれることはとても嬉しかった。

「そうやってすぐ赤くなるのもたまらないよ。喘いでも感じ過ぎて乱れても、俺の前ならいいよ。全部見せろって言っただろう? だからって優羽を嫌いには絶対ならない。優羽だって、俺の嫌なところを知っても嫌いにはならなかったよな? 俺の手で乱れる優羽なんて、可愛いだけだ」
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