太陽と月の恋
時間を忘れて、口の中からイチゴの味が消えるほどにキスをして、たまにまたチューハイを挟んでキスをして、最後は剛くんの腕の中にいながら見上げてキスをした。

剛くんは私を大きく包み込むように抱きしめてくれたし、そこから降り注ぐようにキスをしてくれた。

剛くんは頬にもおでこにも、首筋にも、私の服から出てるいたる所にキスをする。

25年生きてきて初めての経験だった。

最後の最後、力強くギュゥッと抱きしめてくれながら「飯まだ残ってた」と笑って、残ってたご飯を全部食べてくれる。

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