私の人生を変えてくれた人 2

「確かにけっこう重いよね…
 これは怒られるわ…」

「ですよね…」

「私からも下山先生にあまり怒らないように伝えとくから」

「本当ですか!
 ありがとうございます!」

「うん
 だから安心して練習戻りな」

「はい!」

こうして真奈は私が知らない間に練習に戻っていた

「下山先生、岩本」

上本先生の声がして振り向くとその手には…
私の水筒…!

「上本先生…どうして…」

「二人が言い争っている間に内山からもらったんだよ」

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