私の人生を変えてくれた人 2

「本当に少しです」

「まだそれ言うのか…
 そういうことにしとくから、ここに座って少し休んで
 その顔色じゃさすがにやらせられない」

有無を言わせないその表情にうなずくことしか出来なかった

「分かりました…」

そういって私は上本先生の隣に座って休んでいた



すると

「遅くなってすいません!」

私の大好きな声…
でも、今一番聞きたくなかった声が響いた

そう、下山先生が来た

しかもこっちに来る

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