推しのアイドルグループのセンターと共演することになりました!〜推しメンは別の人です〜
え?これ、私もいつも通りでいくの?

それは無理だ。

ここは素直に言っておこう。

「あの、結斗君!」

「私、いつも通りは無理です!意識しちゃいます!」

私が真剣な顔で言うと結斗君は吹き出した。

「糸は意識してくれればいいよ。最高に可愛いから」

「いや、別人になってません!?」

「俺、好きな子には優しいから」

「いや、いつもの方が落ち着きます!」

< 29 / 36 >

この作品をシェア

pagetop