❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
第ニ章 極道の寵愛
「はい」

冨樫はミネラルウォーターを葉月に手渡した。

指が触れて、ミネラルウォーターを落としてしまった。

「あ、ごめんなさい」

急いで拾い上げようとしゃがんだ。

冨樫も同じ体制をとった。

顔が急接近して、葉月の心臓はドキドキと加速していく。

唇が触れて、冨樫は葉月の唇を啄んだ。

シャワールームで抑えていた感情が抑えきれなかった。

冨樫はさらに激しくキスを落とした。

「んん〜ん」

葉月の感じている声が堪らない。

バスローブの紐を解いて、はだけさせた。

胸が露わになり、冨樫は葉月の胸に触れた。

「ああ、気持ちいい」

葉月の身体中のアザとキスマークが、より一層冨樫の独占欲に火をつけたのだ。

葉月は俺のものだ、そして身体中に唇を這わした。

「葉月、ベッドへ連れていくよ」

そう言って冨樫は葉月を抱き抱えて、寝室へ向かった。

ベッドで身体が重なった。

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