【完】シンアイ


「信也さん、それ私知らないです」

「あれ、言ってなかったっけ?
最近は剃刀が入ってること多いね、危ないから俺が処分してた」

しれっと言う信也さんに少し呆れてしまう
最近来ないと思って居たけれど、来て無いんじゃなくて信也さんが処分していたのか・・・。

「実害が及ぶようであれば、結衣をこちらで一時的に預かるよ
いいね?信也君」

「はい

何かが起こる前に対処はします」

「頼んだよ」

何か、が起こりませんようにと、私はただそれを祈ることしかできない


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