優等生の腹黒@学園ラブ物語 キアラとカシアス 魔法の恋の行方・シリーズ9

ダイアナの攻撃

キアラは一週間後、教室に戻って来た。

誰も、何も起こらなかったように、
表面上は平和に時間が流れる。

ダイアナも知らんぷりしているし、
もそも、キアラが教室にいないことが多かった。
欠席中の課題が多く出され、別室で課題をやっている、とハクタ先生が言っていた。

その日の夕暮れ、
もう少しで、一番星が、顔をのぞかそうとする時間だった。

カシアスは、雑木林で一服してから帰ろうと、小走りで向かっていた。
医学校の受験準備で、放課後、準備と勉強に時間を多く取られていたのだ。

試験が近くなると、さすがのカシアスも緊張が続き、なにかしらの息抜きが必要だと考えていた。

雑木林の手前、校舎の近くで、複数の女の声が聞こえる。

「だからっ!!」

木立に隠れるように、カシアスは何気なく声の方を見た。

「逃げないで!ちゃんと聞きなさいよ!!」
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