優等生の腹黒@学園ラブ物語 キアラとカシアス 魔法の恋の行方・シリーズ9

カシアスの学校生活


カシアスの通っている学校は、
魔族の名門、王族、貴族階級、それなりの地位のある親を持つ
子弟が通う学校だ。

古くからの歴史がある名門、パブリックスクール。

昔の王宮を再利用しているのだが、部屋数が多く、ひとつ間違うと迷路になる。

庭には孔雀がはなたれ、毎日
ガーデナーが手入れをしている
芝生は、緑のじゅうたんを敷き詰めたように美しい。

この時期、夏休みが開けて、秋の訪れを感じる頃だった。

緑の芝生には紅葉葉が、ちらほらと散る様子が絵画のように美しく、彩りを添えている。

カシアスは最上級生で、卒業後の進路を考えなければならない時期に来ていた。

「カシアス、卒業後の事、決まった?」

声をかけてきたのは、がっちりとした骨太の獣人国のお姫様、
ダイアナだ。

獅子の家系なのか、女神の名前のとおり、豊かな黄金の髪、身長も属性オンナにしては高い。

何よりもプライドが高い。
「一応、考えてはいるけどね。
オヤジにまだ言っていない」

ダイアナは、カシアスに好意を持っているが、自分の話にこだわるタイプなのだ。
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