きみのチョコに毒混ぜた
え、え。
混乱した頭で、洸の顔を覗き込む。
「だ、だって、洸が色んな女の子と…」
「ちーに依存するのが怖くて色んな子と遊んでみてた」
「え?」
「お前が思ってるよりちーのこと好きだし、俺以外の男なんて周りにいらねーし、世界で2人だけだったらいいのにって、おもってた」
ぎゅ、と握られた指先。
私もそれを握り返したら、少し驚いたような表情と目が合った。
「引くよな、こんなの」
……なんだ、同じだったんだ。
あの頃のきみは、何も嘘じゃなかったんだ。