私の人生を変えてくれた人 3 前編
「うん…」
「大丈夫だから…笑って…?」
そう言われたから少しだけ微笑んだ
「香音は笑っていた方がいいよ!
じゃあ帰るか」
そして私達は外へ出た
車の中でもたくさん話した
信号で止まると私の手を握ってくれた
だから信号で止まらないかなと願った
そんなことを思いながらも私の家についた
「じゃあ、香音またな
何かあったらいつでも連絡しろよ」
「ありがとう
雄斗、またね」
先生の車が見えなくなるまで見送り家の中へ入った