大好きな先輩にすごく溺愛されてます ❊ホワイトデー篇❊

すぐるside

「はぁ、まったく。風邪ひくっての」


俺は洗い物が終わったから、ソファに座ろうと前に行くと妹の麗華はねていた


「まぁ仕方ないか。お菓子も料理も作ったんだから」


本当は麗華だけでも、施設に入る予定だったんだが


俺がいるから大丈夫だろうって話になって、生まれ育った子の家で暮らしてるわけなんだけど


俺は寝てる麗華の前にしゃがみこんだ


可愛い顔になってきてさ


麗華の言う先輩って誰なんだろうな?


あれか?生徒会長をしてたって言うあの人か?


わかんねぇけど、そいつしか思いつかねえ


このままだと風邪ひくから俺は麗華を姫抱っこして、麗華の部屋まで運ぶ


麗華の部屋は変わってなくて、ちゃんと女の子らしい部屋だった
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