地味子ちゃんはイケメン男子に寵愛されて
う、うーん、これは聞く耳を持ってもらえなさそう……
「そうよそうよ、未可の言う通りだわ!地味羽が姫だなんて今でも信じられないくらいだもの!」
「ほんと何であなたみたいな子を選んだのか分からない。私達の方がずっとふさわしいと思うのに……」
え、援護が……
完全に四面楚歌。
とりあえず、このまま話を聞いていればいずれ落ち着く、よね……?
むしろ、落ち着いてください……
内心祈りながら私に対する不満を聞いていた。
「ねぇ、何とか言ったらどうなの!?」
「へっ……」
言うって何を言えば……
もごもごとしていると、それにどうやら苛立ったみたいで……
「あなた本当にムカつくのよ!」
殴られる……
きゅっと目を瞑り、痛みに備えたけど……
あれ?
痛みは一向に襲ってこず、不思議に思って目を開けた。


