金曜日の角砂糖は溺れかけ
きみのおかげなんだよ

○翌日、土曜日の佐藤家(午前中)

自室でベッドに仰向けに寝転がり、スマートフォンを見つめる六花。平からのメッセージは来ていない。

六花(平くん、悲しそうだった)

六花はため息を吐いて、スマートフォンを枕元に置く。

六花(大事って言ってくれた)
(それがどんな意味でも)
(嬉しかった)

寝返り、うつ伏せになる六花。

六花(嬉しかったのに……)

スマートフォンが振動する。慌てて起き上がり、画面を確認する六花。かっしーからのメッセージだった。

かっしーからのメッセージ《明日、六花ちゃんは何か予定ある?もし良かったら渡したいものがあるんだけど、どこかで会わない?》

六花は起き上がり、返信を打つ。

六花のメッセージ《予定はないです。私もかっしーに話したいことがあるので、会えると嬉しいです》
かっしーからのメッセージ《わかった。じゃあ、明日の昼過ぎに会おうよ。私の家に来る?》
六花のメッセージ《了解です。明日、お伺いします》

返信を送ったところで、部屋のドアがノックされる。

六花「!?お父さん?」
六花の父「入っていいか?」
六花「どうぞ」

父親が部屋のドアをゆっくり開ける。

六花の父「ただいま。今、話せるか?」
六花「……はい。話せます」

ベッドからおりて、父親のあとをついて行き、リビングに移動した六花。リビングには和紗がいた。

和紗「……こんにちは、六花ちゃん。お邪魔してます」
六花「……あ、はい。こんにちは」
六花の父「昼前だし、みんなでごはん食べないか?六花」
六花「え?」

困惑した表情の六花。

六花の父「何か食べたいものがないか?」

そう言われて思い浮かべたのは、平がいつか作ってくれたサンドイッチだった。

六花「サンドイッチ……」
和紗「サンドイッチ?」
六花「あ、いえ。あの、なんでもいいです」
六花の父「まぁ、そう言うなよ。いいじゃないか、サンドイッチ。食パンとか、家にあるのか?」

父親がキッチンへ移動する。和紗が六花に近寄り、小さな声で尋ねる。

和紗「……泣いてたの?」
六花「え?いえ、大丈夫です」
和紗「……大丈夫、ねぇ……」

和紗は何か言いたそうだったけれど、そのまま黙った。

六花の父「買い物に行くかー。材料、買って来よう」
和紗「車で行く?」
六花の父「いや、近くにスーパーがあるし、みんなで歩いて行こう」

六花(え?)

六花「『みんな』?」
和紗「……行こうよ、六花ちゃん」
六花「え?どういうことですか?」

さらに困惑する六花に、父親と和紗は顔を見合わせる。

和紗「もー、ほら。行こうよっ。どういうこともこういうこともないんだからっ」

和紗が六花と父親の背中を押して、玄関まで移動する。



○近所のスーパー

サンドイッチの材料を買って、出口に向かう三人。外に出るとむんっとした熱気があり、汗ばんでくる。

和紗「あっつー!汗めっちゃかきそう」
六花の父「本当だな」

二人の後ろ姿を見つつ、六花もあとから歩く。

和紗「ねぇ、六花ちゃんって夏休みいつから?」

和紗が振り返りつつ、六花に尋ねる。

六花「え?」
和紗「夏休み。一学期はそろそろ終わるでしょ?」
六花「あ、はい。そうでした……」

六花(そうだ。夏休み、もう来るんだった)

和紗「あれ?忘れてたの?」
六花「はい……、すっかり忘れてました」
和紗「ひぇー、あたしなんか夏休みとか指折り数えて待ってたけどなー!?もう学校とかだるくってさー」

和紗がケラケラ笑う。

和紗「そっかー、学校が楽しいんだ?」
六花「え?」
和紗「あれ?違うの?」

六花は曖昧な笑顔で返す。

六花(……平くんがいてくれる学校は、もっと楽しいんだけどな)



○佐藤家のキッチン(昼前)

父親がキッチンに立つ。エプロンをする父親を見て、六花は驚く。

六花「え?お父さんが作るんですか?」
六花の父「あー、うん。練習してる」
和紗「何言ってんだかっ!包丁だってまだまともに使えないくせに」
六花の父「だから、練習してるってことで合ってるじゃないか」

和紗の憎まれ口にも、父親は笑って返す。

六花(和紗さんの前ではお父さんって、こんな感じなんだ?)

和紗「ん?ちょっとー、六花ちゃん、なんか笑ってない?」
六花「え?いえ……」
和紗「何よぅ、こっそりじゃなくて、堂々と笑いなさいよー」

和紗がゲラゲラと笑う。それにつられて、父親も笑顔になる。

六花の父「なんだよ、オレを笑い者にするなよー」
和紗「いや、笑うでしょうよ」

二人が大笑いするので、六花もなんだかつられて笑顔になる。

和紗「ほら、六花ちゃんも手伝うっ!あたしもキッチンに立っていい?」
六花「あ、はい。どうぞ」
六花の父「和紗、サンドイッチってどう作るんだ?」
和紗「は?食べたいように具材挟んで終わりじゃん?ほんっと〜に、本格的なのは知らないけどさー」
六花の父「具材?何を挟めば正解なんだ?」

和紗は一瞬フリーズして、キッチンカウンターに置いてあるエコバッグを指差す。

和紗「誰だよ、さっきハムやら卵やらレタスやら買ったやつは!!」
六花の父「オレだ」
和紗「それ挟めばいいじゃん!」
六花の父「あ……。なるほど。確かに」

険悪な雰囲気になるのかと思っていたら、父親と和紗は楽しそうにゲラゲラ笑っている。

六花(こんなお父さん、初めて見た)

六花の父「六花は?何か挟みたいものあるか?」

父親が六花を見る。六花は遠慮がちに答える。

六花「……イチゴジャム」

六花(平くんが作ってくれたイチゴジャムのサンドイッチ、また食べたいんだもん)

和紗「イチゴジャム?いいじゃーん。甘いの好きだねー、あんた達親子は!」
六花「え?」
和紗「『えっ?』って、知らないの?お父さん、言っとくけどめちゃくちゃ甘党だよ?」
六花の父「バラすなよ」
六花「知らなかった……」

和紗はキッチンで手を丁寧に洗う。

和紗「さ、とっとと作ろ!お腹空いてきたー」

手際よく野菜を洗い、切っていく和紗。

六花(和紗さん、この間家に来た時とはなんか、違う人みたい……)



○佐藤家のダイニング(昼過ぎ)

テーブルの真ん中にサンドイッチを盛りつけた大皿をドンッと置いて、みんなそれぞれ、席に座る。

和紗「よっしゃ、食べよー!いただきまーす」
六花「いただきます」
六花の父「うん」

和紗が卵焼きを挟んだサンドイッチに手を伸ばす。

和紗「六花ちゃんもっ!遠慮せずに手ぇ伸ばしなっ!ほらこれ、美味しいんだから」

手に持ったサンドイッチに視線を落とし、「食べてみて」と促す和紗。六花は大皿に手を伸ばし、卵焼きを挟んだサンドイッチを掴む。

六花「……っ!!」

六花(美味しいっ。卵がふわふわで、やわらかい。それに優しい味がする)

和紗「あはっ!!目ぇ、キラッキラじゃん」

嬉しそうな和紗。

六花「美味しいです」
和紗「そうでしょ?これねー、卵焼きをちょっと甘めにしてるの。六花ちゃんのお父さん、甘いほうが喜ぶからさー」
六花「そうなんですか」

笑って返す六花を、じっと見る和紗。

六花「あの……?」
和紗「あ、ううん。悪かったなぁって思ってさ」
六花「?」

和紗がひと口食べた卵焼きのサンドイッチを、自分の取り皿に置く。

和紗「あなたにひどいことしてた。……ひどいことも言った。ごめんなさい」
六花「……」

父親も六花を見る。

六花の父「お母さんが出て行って、お父さんはどうすればいいのかわからなくなった。六花、お前にどう接していいのかわからなくて、情けないよな」
六花「……」

うつむく六花。父親は続ける。

六花の父「しばらくして和紗に出会って、和紗の存在が大切になればなるほど、ますます六花とどう向き合えばいいのかわからなかった。それでずっと、逃げてたんだ。オレは」

何も言わない六花。じっと下を向いている。

和紗「……あなたの気持ち、言ってよ」

和紗が六花の顔を覗きこむ。

和紗「恨みごとでも何でもいいからさ。あたし達にぶつけてよ」
六花「……」

六花は顔を上げて、父親と和紗を見る。二人とも優しい表情をしている。

六花「……ずるい」

六花の声が震える。

六花「散々放っておいて、いきなり優しいこと、言わないでよ。私は……、私はずっと寂しかったっ!寂しくて、悲しかったんだよ……」

和紗が六花の背中をさする。

六花「お母さんが私を捨てたみたいに、今度はお父さんにまで捨てられたらどうしようって思うと怖かった。考えないようにしてたけど、でも、でも、私は……」
六花の父「六花……」

六花の目から涙が次々とこぼれる。

六花「……ただ、居場所が欲しかっただけなのに」

父親がうつむく。

六花の父「ごめん、ごめんな、六花」

和紗が席を立ち、父親の手を取る。反対の手で、六花の手も握る。二人の手を合わせるように重ねる和紗。

和紗「……六花ちゃん、お父さんはあなたのことを捨てたりなんかしない」
六花「わからない、そんなのっ」
和紗「お母さんとお父さんは、違う」
六花「あなたに、何がわかるんですかっ」
和紗「六花ちゃん、お父さんはね、あたしの家にいてもさ、六花ちゃんのことばっかり考えてるよ?」
六花「……」

六花は涙目で父親を見る。

和紗「お金は足りてるのかなーとか、今頃何してるのかなーとか、もう、六花ちゃんのことばっか!」
六花の父「……」
和紗「だからあたし、あなたに嫉妬したの」
六花「え?」
和紗「あなたに嫉妬してさ、嫌なことばっかり言った。ごめんなさい」

和紗は重ねた手にぎゅっと力を込める。

和紗「六花ちゃんに連絡が取れなくなった日ね、あたしのところに六花ちゃんのお父さんから連絡がきて、ビックリしたのとおんなじくらいに、怖かった」

和紗の目が潤む。

和紗「絶対見つけなくちゃって思ったけど、あなたのことを何にも知らないんだもん。探しようがなくて。六花ちゃんに何かあったらどうしようって、本当怖かった」
六花「……」
和紗「大切な人の大切な存在は、あたしにとっても大事な人なんだって、初めて気づいた」

和紗の涙が一粒、六花の手の甲に落ちる。

六花の父「黒崎 平くんと会ってるんじゃないかって考えたのは、和紗なんだ。N高等学校の近くの駅前で一緒に歩いてるのを見たことがあるって。それで、お前の友達の樫田さんにも連絡して……」
六花「うん」
六花の父「黒崎くんと六花が帰って来た時、お前を家に入れてからも腹が立って、オレはもう一度外に出たんだ」
六花「え?」

六花(そんなの知らなかった)

六花の父「そしたら黒崎くん、玄関に向かって、頭下げてた。怒鳴ってやろうって気持ちがなくなるくらいに、顔を上げた黒崎くんは悲しそうだった」

六花(平くん……)

六花の父「ごはん会の話、黒崎くんからも聞いた。美味しそうに食べてくれるから、嬉しくなるって黒崎くんが言ってたぞ」
六花「えっ」
和紗「あはっ、目がキラキラしてるの、想像出来るかも」

頬にはまだ涙が伝っているものの、笑顔を見せる和紗。

六花の父「家の事情をあんまり知らないって黒崎くんは言ってたけれど、お父さんにこう言ったんだ」
六花「なんて?」
六花の父「寂しい気持ちを抱えてて、つらそうだって。その気持ちを、受け止めてあげてほしいって」

六花(平くん……)

和紗「イイ子だよね。マジでイイ男」
六花の父「……そんな言い方して。六花に怒られるぞ」
和紗「なんで?彼氏じゃないの?」
六花「あ、いえ。彼氏じゃないです……」

六花(私は大好きだけど……)

和紗「何よぅ、(じれ)ったいなぁ。最近の子ってオクテなの?あたしだったら速攻で告って、速攻で付き合う!」
六花の父「……速攻で振られてそうだけどな」
和紗「そうなったら、やけ食いコースだな。そして朝までやけ酒だわ」
六花の父「あはっ、和紗らしいな」

思わぬ方向に話が飛んで、六花は思わず笑ってしまう。そんな六花を見て、二人も笑う。

和紗「ほら、サンドイッチ!食べよっ!いーっぱい作ったんだもん、たくさん食べよー!」

三人でサンドイッチを頬張る。涙目だけど、さっきより晴れやかな表情の六花。



○翌日、日曜日の樫田家(昼過ぎ)

かっしーの部屋で、かっしーと二人、ベッドのそばの床に座って、紅茶を飲んでいる六花。テーブルがないから、ベッドに紅茶の入ったポットと二つのカップ、クッキーの入ったお皿が載ったトレイを置いている。

かっしー「もう夏休みだね」
六花「はい。学校で会えるのもあと数回ですね」
かっしー「たまにこうして会おうよ。何なら黒崎くんも呼んでさ」
六花「……」

元気のない笑顔で返す六花。

かっしー「あ、そうだ。渡したいものがあるんだ」
六花「?」

かっしーは学習机の上から、二枚のチケットを手に取る。

かっしー「これ、あげる」

かっしーから受け取ったチケットを見る六花。映画館のチケットで、今話題の恋愛映画のもの。

かっしー「私、恋愛映画って観ないんだよね。貰い物なんだけど、六花ちゃん、黒崎くんと行って来たらどうかなって思って」
六花「……でも」
かっしー「ん?」
六花「平くんは、私とは行ってくれないかもです」
かっしー「え、どういうこと?」

六花は少しうつむく。

六花「こ、告白をしました。メッセージで言っていた話したいこととは、このことです」
かっしー「……えっ?えっ!?」
六花「そしたら、その、平くんは私のことは大事だと言ってくれたんですが」
かっしー「おぉ……っ。なるほど、『大事』!」
六花「でも、もう関わるのやめようって」

かっしーはあごに手を当てて、少し考える。それから眉間にシワを寄せる。

かっしー「ん?なぜに?」
六花「……放課後に会うのも、もうやめようって」
かっしー「え?ちょ、ちょっと待って。『大事』なのに?」
六花「……はい」

六花(かっしー、ごめんなさい。細かい話は、私だけのことではないので話せないです……)

六花はかっしーへの申し訳なさと、悲しい気持ちを思い出してしゅんとする。

六花「失恋したってことです」
かっしー「失恋……、六花ちゃんが黒崎くんのことが好きなのかなっていうのは、私、最近になって何となく気づいたんだけど……、そうか。失恋したんだ」
六花「はい」

かっしーはまた少し考えている。

かっしー「でもさ、本当に失恋したの?」
六花「え?」
かっしー「恋愛のことはよくわからないけどさ、微妙〜にしっくりこないっていうか」
六花「……あはっ、なんですか!しっくりって!かっしーは面白いですね」

六花は笑う。そんな六花を見て、かっしーは少し安心したような表情を見せる。ほんの少しの沈黙。しばらくして、六花が口を開く。

六花「あ、そういえばこの間、父がかっしーに連絡をしたって言ってました」
かっしー「あ、そうそう。あれ?それって口止めされてたような?」
六花「え?」
かっしー「六花ちゃんのお父さん、六花には黙っててって」
六花「……何でなんでしょう?」
かっしー「わかんない。多分だいぶ慌てた様子だったから、知られたくなかったのかもね?すごく心配してたよ。六花ちゃんのお父さん」

そこで言葉を切って、紅茶をひと口飲むかっしー。

かっしー「でも、六花ちゃんが知ってるっていうことは、お父さんから聞いたんだ?」

頷く六花。

六花「お父さんと話せました。和紗さんとも。これからは時々でいいから三人の時間を作ろうと言ってくれました」
かっしー「そっか。良い方向に向かってるみたいで良かったね」
六花「はい」



○佐藤家、六花の部屋(夜)

学習机に座って、スマートフォンを手に取る六花。平の連絡先を表示する。

六花「電話……は、やっぱり迷惑だよね」

六花(でも)
(昨日、お父さんと和紗さんと話せたことは)
(平くんのおかげだと思うから)

六花「お礼を言うのは……迷惑じゃない、よね?」

六花は指先をスマートフォンの画面上でウロウロさせる。

六花「……えいっ」

画面をタップして、平に電話をかける六花。耳にスマートフォンを押し当てると、コール音が聞こえる。

六花(あぁ、ドキドキする……)
(でもお願い、平くん)
(電話に出て……っ)

平『……もしもし』
六花「!あ、あの、こんばんはっ!佐藤です」

電話越しに平が笑ったことが、六花にもわかる。そのことで、嬉しい気持ちが心いっぱいに広がる六花。

平『画面表示でわかってるよ。何を慌ててんの』
六花「あ、いえ、電話で話すの、慣れてなくて」
平『どうした?なんかあったの?』

六花(関わらないようにしようって言ってたけれど)
(やっぱり優しいなぁ)
(ちゃんと話、聞いてくれるんだなぁ)

平『角砂糖?』
六花「ありがとうございますって伝えたくて」
平『ん?』
六花「平くんのおかげです。私、お父さんや和紗さんときちんと話せました」
平『そっか』
六花「自分の気持ち、言えました」
平『すごいじゃん。頑張ったんだな、角砂糖』

六花(私だけじゃ、無理だったよ)
(平くんのおかげなんだよ)

六花「……平くん」
平『ん?』
六花「私の気持ち、邪魔ですか?」
平『……』
六花「私の気持ちが邪魔なら、もう言いません。私の胸の中にしまっておくから、だから……」

六花(離れないで)
(そばにいてください)

平『……そんなわけないじゃん』
六花「え?」
平『そんなわけない。嬉しかったよ』
六花「えっ」

驚いて、思わずスマートフォンを落としそうになる六花。

平『そばにいたいって言ったのは、嘘じゃないよ。でもさ』
六花「何ですか?」
平『ちょっとだけ時間をくれる?』

やわらかかった平の声が、真剣なものに変わる。

平『けじめをつけたいんだ。……そのために向き合わなくちゃいけない気がして』
六花「?」
平『羽奈のことも、ずっと逃げてた野球のことも』
六花「……はい」
平『角砂糖、オレの気持ちが整頓出来たらさ、会いに行ってもいい?』

六花は何度も頷き、思ったよりも大きな声で返事する。

六花「待っていますっ!」
平『声、でっかい!!耳痛ぇっ!!あはははっ!!』

平との電話を切って、部屋に置いているカレンダーを見る六花。やって来る夏休み。

六花(でも、もしかしたらまた、会えるのかも)
(そうしたら、私……)

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