その甘さ、毒牙につき【番外編】
「み、瑞樹く──」
「なんでそんなに可愛いの?いつも可愛いけど、今日はももが輝いて見える。髪もメイクも服も、ぜんぶ僕好みでたまんない」
「っ…!!」
私が何か言い出す前に、甘い言葉でちっぽけな不安を全て拭いとってくれる。
そのまま抱きしめられて、ぎゅうっと腕の中に閉じ込められてしまった。
う、嬉しい……けど、恥ずかしいっ…。
「……だから、連れてきたくなかったんだ」
「えっ…?」
「可愛いももと部屋に2人きりとか、我慢できる気がしない」