その甘さ、毒牙につき【番外編】
「瑞樹くん、大好きっ…!」
だから、その気持ちを込めて思いっきり抱きつかせてね。
「っ、それは反則」
私の不意打ちに顔を赤く染める瑞樹くんに、私は微笑む。
「えへへっ…」
「…笑ってられるのも今のうちだから」
ふっと目の前が暗くなって、唇に柔らかい感触。
「そんな余裕無くなるくらい、愛してあげる。だから…今度は覚悟してよ。誰よりももものことが大好きだって、今以上に思わせるから」
「っ…」
きっと瑞樹くんは、チョコより甘い。
私がどれだけ「好き」だと伝えても、それ以上で返してくれる。