生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~
プロローグ
どこまで行っても真っ白な空間の中で、どこからか幼い子供たちの笑い声がする。
「キャッキャッ」
「うふふふ」
「あはははは」
その中で、ブロンドの美しい一人の青年が、頭を掻きながら、ぶつぶつ文句を言っている。
「どうしてこんなに書類が多いんだ!」
子供たちは笑いながら、
「書類は大事!書類は大事!」
と、楽しそうに言いながら、青年の頭上を飛び周り始めた。
その子供たちにの背中には、真っ白い鳥を思わせる美しい羽が付いていた。
そう、その子供たちは可愛らしい天使たちだった。
子供たちの性別は不明だ。
美しい容姿に似合わない口調で青年は、
「うるさいっ!」
と言って、文句を言いながらも必死で書類に羽ペンを走らせた。
天使たちは、相変わらず楽しそうに笑いながら、イライラしながら仕事をしている青年の周りを
優雅に飛んでいた。