生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~
さくらの自宅
さくらの家は、二階建てて、小さいが、駐車場もあり、一般的に見れば中流家庭と言ったところだろう。
父は会社員で、母は週3回パートに出ている。
兄は県外の大学に通っており、県外で一人暮らしをしている。
さくらの部屋は二階にあり、白色の勉強机に白色の本棚、ベッドも白色で、白色を基調にシンプルにまとめている。
唯一ベッドカバーと、センターラグは、淡いピンク色にしている。
一見すると、普通の可愛いい女子部屋だ。
さくらはパジャマ姿で、自分の部屋のベッドの上に寝ころびながら、携帯電話で自分の事故のネットニュースを見ていた。
さくらの心臓がドクンと大きく鳴った。
『ほんとだ・・・。ニュースになってる。』
自分で検索をかけないと出てこなかったが、小さい記事だが、ネットニュースになっていた。
未成年だからだろうか。
学校の名前、逮捕された生徒の名前は伏せられていたが、
日にちと時間はしっかりと書かれていた。
さすがに学校でこの件を知らない人はいないだろう。
『学校に行きたくないな・・・。でも一週間以内に目撃者を見つけてありがとうと言わないと・・・。』
本当のところ、さくらの気持ち的には本当にこのまま死のうが生きようがどっちでもよかった。
未練があるとすれば、連載中の漫画の続きが読めなくなる、楽しみにしているアニメが見れなくなる、
やりかけのゲームで貯めてきたポイントがもったいない、くらいだろうか。
ただ、今日、私が目を覚ました時の母の涙を思い出すと、このまま死んでしまうのは申し訳ない気がした。
そして、いつもなら人見知り光線が発動されるのに、死神に対しては発動されなかった。
おそらく相手によく思われたい、嫌われたくないという感情がなかったからだろう。
『死神って怖い存在のはずなのに、以外と話しやすかったな。』
と、さくらは思った。
ふっと携帯電話から視線を逸らすと、部屋の端に黒い煙のようなものがうねうねと動いているのが見えた。
さくらは咄嗟(とっさ)に飛び起きると、壁に背中をビタッとくっつけた。
「なになになになに?!こわいこわいこわい!」
さくらは見間違いであってほしいと目を凝らした。
しかし、黒い煙は消えるどころか、徐々に増えながら広がり出し、さくらに近づいてくる。
火事のような煙ではなく、煙の動きが不自然で、明らかに異様な雰囲気を醸し出していた。
「ママ―!!!ママー!!!」
さくらは必死で叫んだ。
階段を勢いよく駆け上がる音がし、母がバタンと部屋の扉を開けた。
「さくら、どうしたの?」
細長く丸めた新聞紙を手に持った母が、軽く息を切らしながら聞く。
おそらく虫でも出たと思ったのだろう。
「そこっ!そこっ!」
さくらは黒い煙を指さした。
母は手に持った細長く丸めた新聞紙をしっかりと構え、さくらが指さした方向をまじまじと見、虫を探したが、
「何?何にもいないわよ?」
「え?それ!黒いの!煙みたいなのあるじゃん!」
「煙?何言ってるの?さくら。」
「え?嘘、ママ、あれが見えないの?ほら!近づいてきてるじゃん!!」
とさくらが言うと、母は構えていた腕を下ろし、優しい口調で、
「さくら、やっぱり明日もう一度病院に行きましょうか。かなりひどい状態だったし、
あんな大けがして退院は早かったのよ。もう一度ちゃんと診てもらいましょう。
さ、今日はもうゆっくり休みなさい。」
と言って、さくらをベッドに強引に寝かせると布団を掛けた。
その間にもゆっくりと黒い煙が部屋に広がっていく。
『嘘でしょ?ママには見えないの?なんで??』
さくらは混乱した。
母は、そのまま
「おやすみ」
と言って部屋を出て行った。
さくらの家は、二階建てて、小さいが、駐車場もあり、一般的に見れば中流家庭と言ったところだろう。
父は会社員で、母は週3回パートに出ている。
兄は県外の大学に通っており、県外で一人暮らしをしている。
さくらの部屋は二階にあり、白色の勉強机に白色の本棚、ベッドも白色で、白色を基調にシンプルにまとめている。
唯一ベッドカバーと、センターラグは、淡いピンク色にしている。
一見すると、普通の可愛いい女子部屋だ。
さくらはパジャマ姿で、自分の部屋のベッドの上に寝ころびながら、携帯電話で自分の事故のネットニュースを見ていた。
さくらの心臓がドクンと大きく鳴った。
『ほんとだ・・・。ニュースになってる。』
自分で検索をかけないと出てこなかったが、小さい記事だが、ネットニュースになっていた。
未成年だからだろうか。
学校の名前、逮捕された生徒の名前は伏せられていたが、
日にちと時間はしっかりと書かれていた。
さすがに学校でこの件を知らない人はいないだろう。
『学校に行きたくないな・・・。でも一週間以内に目撃者を見つけてありがとうと言わないと・・・。』
本当のところ、さくらの気持ち的には本当にこのまま死のうが生きようがどっちでもよかった。
未練があるとすれば、連載中の漫画の続きが読めなくなる、楽しみにしているアニメが見れなくなる、
やりかけのゲームで貯めてきたポイントがもったいない、くらいだろうか。
ただ、今日、私が目を覚ました時の母の涙を思い出すと、このまま死んでしまうのは申し訳ない気がした。
そして、いつもなら人見知り光線が発動されるのに、死神に対しては発動されなかった。
おそらく相手によく思われたい、嫌われたくないという感情がなかったからだろう。
『死神って怖い存在のはずなのに、以外と話しやすかったな。』
と、さくらは思った。
ふっと携帯電話から視線を逸らすと、部屋の端に黒い煙のようなものがうねうねと動いているのが見えた。
さくらは咄嗟(とっさ)に飛び起きると、壁に背中をビタッとくっつけた。
「なになになになに?!こわいこわいこわい!」
さくらは見間違いであってほしいと目を凝らした。
しかし、黒い煙は消えるどころか、徐々に増えながら広がり出し、さくらに近づいてくる。
火事のような煙ではなく、煙の動きが不自然で、明らかに異様な雰囲気を醸し出していた。
「ママ―!!!ママー!!!」
さくらは必死で叫んだ。
階段を勢いよく駆け上がる音がし、母がバタンと部屋の扉を開けた。
「さくら、どうしたの?」
細長く丸めた新聞紙を手に持った母が、軽く息を切らしながら聞く。
おそらく虫でも出たと思ったのだろう。
「そこっ!そこっ!」
さくらは黒い煙を指さした。
母は手に持った細長く丸めた新聞紙をしっかりと構え、さくらが指さした方向をまじまじと見、虫を探したが、
「何?何にもいないわよ?」
「え?それ!黒いの!煙みたいなのあるじゃん!」
「煙?何言ってるの?さくら。」
「え?嘘、ママ、あれが見えないの?ほら!近づいてきてるじゃん!!」
とさくらが言うと、母は構えていた腕を下ろし、優しい口調で、
「さくら、やっぱり明日もう一度病院に行きましょうか。かなりひどい状態だったし、
あんな大けがして退院は早かったのよ。もう一度ちゃんと診てもらいましょう。
さ、今日はもうゆっくり休みなさい。」
と言って、さくらをベッドに強引に寝かせると布団を掛けた。
その間にもゆっくりと黒い煙が部屋に広がっていく。
『嘘でしょ?ママには見えないの?なんで??』
さくらは混乱した。
母は、そのまま
「おやすみ」
と言って部屋を出て行った。