生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~
さくらの自宅
さくらはパジャマで自分の部屋のベッドに寝ころびながら、携帯電話で自分の事故のネットニュースを見ていた。
ほんとだ・・・。ニュースになってる。
小さい記事だが、ネットニュースになっていた。
さすがに学校でこの件を知らない人はいないだろう。
行きたくない・・・。でも一週間以内にありがとうと言わないと・・・。
でも、気持ち的には本当にこのまま死のうが生きようがどっちでもよかった。
ただ、私が目を覚ました時の母の涙を思い出すと、このまま死んでしまうのは申し訳ない気がした。
そして、いつもなら人見知り光線が発動されるのに、死神に対しては発動されなかった。
おそらく相手によく思われたい、嫌われたくないという感情がなかったからだろう。
『死神って怖い存在のはずなのに、以外と話しやすかったな。』
と、さくらは思った。
ふっと携帯から視線を逸らすと、部屋の端に黒い煙のようなものがうねうねと動いているのが見えた。
さくらは咄嗟に飛び起きると、壁に背中をビタッとくっつけた。
「なになになになに?!こわいこわいこわい!」
さくらは見間違いであってほしいと目を凝らした。黒い煙は徐々に増えながら広がり出し近づいてくる。
火事のような煙ではなく、煙の動きが不自然で、明らかに異様な雰囲気を醸し出していた。
「ママ―!!!ママー!!!」
さくらは必死で叫んだ。
階段を勢いよく駆け上がる音がし、母がバタンと部屋の扉を開けた。
「さくら、どうしたの?」
新聞紙を細長く丸めた母が軽く息を切らしながら聞く。
おそらく虫でも出たと思ったのだろう。
「そこっ!そこっ!」
さくらは黒い煙を指さした。
「何?何にもないわよ?」
「え?それ!黒いの!煙みたいなのあるじゃん!」
「煙?何言ってるの?さくら。」
「え?嘘、ママ、あれが見えないの?ほら!近づいてきてるじゃん!!」
とさくらが言うと、母は優しい口調で、
「さくら、やっぱり明日もう一度病院に行きましょうか。かなりひどい状態だったし、
あんな大けがして退院は早かったのよ。もう一度ちゃんと診てもらいましょう。
さ、今日はもうゆっくり休みなさい。」
と言って、さくらを強引に寝かせると布団を掛けた。
その間にもゆっくりと黒い煙が部屋に広がっていく。
『嘘でしょ?ママには見えないの?なんで??』
さくらは混乱した。
母は、そのまま
「おやすみ」
と言って部屋を出て行った。
さくらはパジャマで自分の部屋のベッドに寝ころびながら、携帯電話で自分の事故のネットニュースを見ていた。
ほんとだ・・・。ニュースになってる。
小さい記事だが、ネットニュースになっていた。
さすがに学校でこの件を知らない人はいないだろう。
行きたくない・・・。でも一週間以内にありがとうと言わないと・・・。
でも、気持ち的には本当にこのまま死のうが生きようがどっちでもよかった。
ただ、私が目を覚ました時の母の涙を思い出すと、このまま死んでしまうのは申し訳ない気がした。
そして、いつもなら人見知り光線が発動されるのに、死神に対しては発動されなかった。
おそらく相手によく思われたい、嫌われたくないという感情がなかったからだろう。
『死神って怖い存在のはずなのに、以外と話しやすかったな。』
と、さくらは思った。
ふっと携帯から視線を逸らすと、部屋の端に黒い煙のようなものがうねうねと動いているのが見えた。
さくらは咄嗟に飛び起きると、壁に背中をビタッとくっつけた。
「なになになになに?!こわいこわいこわい!」
さくらは見間違いであってほしいと目を凝らした。黒い煙は徐々に増えながら広がり出し近づいてくる。
火事のような煙ではなく、煙の動きが不自然で、明らかに異様な雰囲気を醸し出していた。
「ママ―!!!ママー!!!」
さくらは必死で叫んだ。
階段を勢いよく駆け上がる音がし、母がバタンと部屋の扉を開けた。
「さくら、どうしたの?」
新聞紙を細長く丸めた母が軽く息を切らしながら聞く。
おそらく虫でも出たと思ったのだろう。
「そこっ!そこっ!」
さくらは黒い煙を指さした。
「何?何にもないわよ?」
「え?それ!黒いの!煙みたいなのあるじゃん!」
「煙?何言ってるの?さくら。」
「え?嘘、ママ、あれが見えないの?ほら!近づいてきてるじゃん!!」
とさくらが言うと、母は優しい口調で、
「さくら、やっぱり明日もう一度病院に行きましょうか。かなりひどい状態だったし、
あんな大けがして退院は早かったのよ。もう一度ちゃんと診てもらいましょう。
さ、今日はもうゆっくり休みなさい。」
と言って、さくらを強引に寝かせると布団を掛けた。
その間にもゆっくりと黒い煙が部屋に広がっていく。
『嘘でしょ?ママには見えないの?なんで??』
さくらは混乱した。
母は、そのまま
「おやすみ」
と言って部屋を出て行った。