まんまるお月様とおおかみさんの遠吠え①~人狼夫たちとのドタバタ溺愛結婚生活♥~
052 悪戯
「そう。あの時に壁とかの、遮るものもないからね」
「そっか。そういう事だったんだね……けど、残念。昨日、お昼からもいっぱい公園で遊びたかったな」
あの公園にはまだ遊んでいない設備が沢山あったのにと、私は息をつきながら言った。
「良いよ。じゃあ、また行こう。俺と理人と雄吾どっちか居たら、こんなことにはならないだろうし。雄吾なんかいつも在宅仕事で、もやしみたいになっているんだから。たまには、日に当ててやらないとね」
彼の言葉にふふっと微笑んだ私を見て、春くんはしみじみと言った。
「俺は透子の笑顔を守れたら、何にもいらないんだ……守る事が出来て。この能力を持っていて。本当に良かったよ」
「そっか。そういう事だったんだね……けど、残念。昨日、お昼からもいっぱい公園で遊びたかったな」
あの公園にはまだ遊んでいない設備が沢山あったのにと、私は息をつきながら言った。
「良いよ。じゃあ、また行こう。俺と理人と雄吾どっちか居たら、こんなことにはならないだろうし。雄吾なんかいつも在宅仕事で、もやしみたいになっているんだから。たまには、日に当ててやらないとね」
彼の言葉にふふっと微笑んだ私を見て、春くんはしみじみと言った。
「俺は透子の笑顔を守れたら、何にもいらないんだ……守る事が出来て。この能力を持っていて。本当に良かったよ」