もう、秘密になんて出来ないっ!
7.



「なぁ、この席でいいか?」

「あ、うん、いいよっ!みあはアタシの隣に座る?それとも正面?」

「俺、みあちゃんの正面がいいな」

「っ!わたし、志穂ちゃんの正面がいいっ!」

「そうなの?残念。じゃあ隣で我慢する」

「っっ、」

「「……」」

取り敢えずお昼ごはんを食べようと4人でファストフード店に入ったところまでは良かったんだけど。

メニューを決めるのにも莉玖くんからの

「みあちゃんはどのハンバーガーが好きなの?」とか

「ドリンクは何にするの?」とか

「みあちゃんはCセットにするんだ?じゃあ俺も同じのにしようかな」とか、とにかくわたしへの絡みがすごくって。

やっと席に座るところまできたのに…。

こんなに絡んでくるのってお兄ちゃんだけかと思っていたのに、男の子ってみんなこうなの?

「…莉玖。お前っていつからそんなにウザいキャラになったんだ?」

わたしの斜め左に座ったスバルくんは驚きを飛び越えて呆れているみたいだった。

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