イケメン双子の総長さまは孤独な姫を甘い愛で包み込む。

暴走族「NIGHTMARE」



星が瞬く夜空。


それを眺めながら私はアパートに帰る予定だったのだけれど……。



「なんで俺がコイツを乗せなきゃなんねーんだよ」


「ごめんなさい、ごめんなさい……」



超絶不機嫌な柴崎くんのバイクの後ろにまたがっていた。というかバイクに乗るなんて聞いてない!


しかも柴崎兄弟のバイクはとても大きくてかっこいい。


なんでこうなっちゃったんだろう。ただ夜ご飯を買いに言っただけなのに。


あの時逃げれば良かった……!



「あはは!だーって兄さんがじゃんけんで負けたじゃん。そもそも僕は人を後ろに乗せたことないから怖いもん」


「この野郎……!」



大きな背中を見ながら申し訳なさとこの状況が分からなくて混乱してるのと怖い気持ちでもうぐちゃぐちゃ。


なんで連れてかれるのかはだいたい予想ついてるけどなんでこんなことに!


学生手帳は返すから、お願いだから私をほっといてください。
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