イケメン双子の総長さまは孤独な姫を甘い愛で包み込む。

……嫌な予感しかしねー……。


ボリボリと頭をかきながらため息をつく。これからいったいどうなるのか。


みんなにはどう説明するか。


皇は……この状況を受け入れるのだろうか。


見た感じ楽しい感情も悲しい感情も読み取れなくて実際対応には焦った。


今までの女なら冷たい態度を取っておけば向こうから離れる。だけど皇は事情が違うし、本人の性格は学校にいる同世代の女とは違う。



「はぁー……わかった。どうやって皇を連れてくる?あいつ、相当俺たちのことを怖がってたぞ。それに、クラスもわかんねーし」


「それは僕に任せて!取っておきの“理由”を持ってるから!」


「理由?」



ドン、と胸を叩いて意気込む柚月。


その自信満々な気持ちはどこから湧いて出るのか。不安と嫌な予感しかしない。



「……まぁ、そのことはお前に任せる。とりあえずみんなに情報回しとけ」


「了解!」
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