イケメン双子の総長さまは孤独な姫を甘い愛で包み込む。

両親の行方



……こ、ここは本当に家なのだろうか。


私は小さなカバンを抱えながら目の前にある大きな門をあんぐりと口を開けながら見つめる。


それはそれは立派でここの住宅街の中でも特に目立っている。


さ、さすが柴崎グループ……どんだけ大きな家に住んでるのよ!



「聖奈?どうかしたか?」


「え、……あ、お、大きい家だなーって思って……あはは」



大きすぎる家を見て呆然としてました、なんて恥ずかしくて言えないよ!


愛想笑いでなんとか誤魔化す。



「そうか?全然普通だと思うが」


「そうだよー。ここは別邸だから本家よりも小さいよ!みんなこのくらいの広さの家じゃない?」


「………」



いやいや、ここも十分大きいし、みんなこんな立派な家じゃないよ……いくらなんでも広すぎる。


2人しか住んでないって聞いたからもっとこぢんまりした家かと思ってたけど恐るべし柴崎家の財産。
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