明日へ繋がる光を探して
来海『うん、來夢。待ってるから、電話して来なよ(笑顔)。』


数分後ー



來夢『来海、大丈夫だから書いてほしい。お願いしていいかな?。』



来海『いいよ、來夢。書類見せて。』



來夢『はい、来海。』



来海『はい、書いたよ。採用おめでとう、來夢(笑顔)。』



來夢『ありがとう、来海。まだわからないことだらけだけど、頑張ってみるよ。』



来海『うん、來夢。』



ーあのとき私がサインするんじゃなくて、生前お父さんが言い残した准教授に書いてもらえばよかったね。そしたら互いに苦しまずに済んだね、ごめんね、來夢を苦しめてただけだったんだね、私は。責任感じてたから夜勤紹介したけれど、また傷つけてしまう結果が待っていたんだね....。 
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