竹取り物語

旅地

ナビの通り 高速を飛ばす。
友達には『そのうちに』とだけ言ってある。

突然訪問だ!とイタズラっ子らしく ハンドルを持つ修二がいた。

明け方には着くだろ。

近くの公園の駐車場に車を止め 夜明けまで仮眠をする事にした。

物音に眼を覚ました修二は 明るくなった公園を散歩する事にした。

ここは実に大きな公園だ!と感心しながら歩く。

体が目覚めたら 腹が減ったのに気付いた。

足早に車に戻り コンビニと風呂屋の検索。

ちかくのコンビニに立ち寄り 弁当と下着の換えを買って風呂屋へ直行。

風呂から上がったら 冷たいビールが飲みたくなったが ダメダメこれからハンドルを持たなくてはと 我慢して、公園に戻って弁当を食った。

そろそろ電話をしてみょうかと 携帯を取出しかけた。
呼び出し音がする。

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