私の命と散りゆく世界
私が目をさましたとき、視界に広がっていたのは病院の天井だった。
「あ、要さん。おきましたか!それは良かったです。後で先生からお話がありますのでしばらく寝ててくださいね〜」
感じのいい看護師さんがそう言った。私は再び目を閉じた。

「要さーん。先生の所いきましょう。」
私は車椅子に乗って診察室へ向かった。

「えー。大変申し上げにくいのですが、要さんの余命は持って一週間かと…
要さんは、心臓が少しずつ機能しなくなる病気でして今の医療だとどうにも…。」

私はときが止まったかのように思えた。
私が…死ぬの…。なんか悪いことした?!なんで…なんで私なのっ
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