夏の終わり
少女は笑っていた。屈託の無い笑顔が伝説の美少女に似ていた。いや、もしや、あの日あの少女と同じか?そんなはずはない。
あれから8年経っても変わらぬ少女がいるならばこの世の者ではない。
頭の中が混乱している。
「律子さん、一時間程僕と代わってくれないか?」「ええ!ただ報酬頂くわよ!」彼女のいたずらめいた目を久し振りに見たような気がした。
健はクラブハウスに入りシャワーを浴びて頭を冷やした。
その行為の中で現実に引き戻された。
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