排他的に支配しろ


「キス、だけじゃないことも、春日さんのことも、教えてほしい好き、ですっ……」



 全て吐き出して、ぎゅうっと目を瞑った。

 つ、伝わるかな。

 心臓がバクバクと暴れている。


 春日さんの息遣いが微かに聞こえ、息の吐き方で笑っているのだと気付いた。



「いいよ」



 ゆっくりわたしに体重をかけ、目を開けるよう促してくる。

 優しく微笑む春日さんが、すぐ近く。



 
「まずは、今すぐめちゃくちゃにしてやりたいくらい好きってことからね」




 透き通った瞳に逆らえないのは、


 わたしが春日さんに囚われた合図だった。





END.

< 171 / 171 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:50

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

斑くんの激重愛に抗うためには

総文字数/36,998

恋愛(キケン・ダーク)101ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
殺風景な部屋、白いシーツの上 重なる二人────……。 「安心しろ。食事も風呂も着替えも、 全部俺が面倒見てやるから」 ……えっと。 どうして手足を縛られてるんだっけ? ――――――――――――――――― 一匹狼の不良 陸奥 斑 みちのく まだら × 元気が取り柄の後輩女子 周防 小鳩 すおう こばと ――――――――――――――――― 「あんたから友達が離れようが、 恋人ができなかろうが知らねぇよ。 ……俺は絶対離れてやらないってだけ」 . . 斑くんの激重感情が爆発したとき、 逃げることの許されない溺愛が始まる。 ================ 斑くんの激重愛に抗うためには ================
口に甘いは腹に毒

総文字数/82,121

恋愛(学園)233ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
“フォーク”と“ケーキ”。 “捕食者”と“被食者”。 「へえ。おまえがケーキか」 できれば、自分がケーキだなんて 死ぬまで知りたくなかった。 ~~・~・~ ⟡ ~・~・~~ 【苹果を狙う“フォーク”】 御鏡 那由多 (みかがみ なゆた) × 【“ケーキ”な偏食女子】 白亜 苹果 (はくあ りんご) × 【苹果を守る幼なじみ】 瀬戸 玉露 (せと ぎょくろ) ~~・~・~ ⟡ ~・~・~~ 「甘い、」 「っや……」 「もっと食べさせて」 ========== 口に甘いは腹に毒 ========== 甘いものは、お腹を壊さない程度に。
つぐむちゃん、口を開けて。

総文字数/6,809

恋愛(純愛)19ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「大好き、つぐむちゃん…… いっぱい俺に甘やかされてね」 口下手なわたしを見捨てないでくれる彼に どうしても、好きって伝えたい ………………⚘……………… 溺愛彼氏 千鶴 × 口下手彼女 つぐむ ………………⚘……………… 「いいよ、つぐむちゃん。言って?」 「…………っちづる、くん……、あのね」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop