殺人薬


交差点を渡りきった後、拓也がポケットに手を突っ込みながら言った。

「知ってるか?この近くのあの廃墟の前を夜中に通った奴から聞いたんだけど、この間夜中の12時頃に誰かの笑い声が聞こえたらしいんだよ。

しかも、その後男の笑い声と女の叫び声も聞こえたらしいんだ。

そいつはそれを聞いて思わず逃げたらしいんだけど、今日の夜、皆で行ってみないか?」
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