殺人薬
しかし、それでは満たされず我を忘れて気がつくと家を裸足で出てて、人気のない道を通ってる通行人のおじさんをナイフでさし、森まで運び食べたのだとか。
そんなありえない話をきいて皆、固まっていた。
「で、今は我に返ってとても後悔してる」
「私って何なの?死んだ方がいいよね?こんな人殺し、生きてても次々殺すだけ!」
恐らく、人を殺した罪悪感が今押し寄せて来たのだろう。
「わ、私…もういや!!」
あれだけ普段強気な優のこんな弱った姿は初めて見た。
拓也は優を抱きしめた。