マグ

「昼食べると夕食の練り物が食べられないのか?」


「うん。昼だけじゃなくて朝も抜いて、やっと全部食べられる感じ」


私も真澄の隣で、裸で仰向けになったまま天井を見つめて答えた。


「朝も抜いているのか?いつから?」


「二週間くらい前からかな?」


「だけど凛の母さんも痩せて行く凛を見て、何とも思わないのかな」


真澄が視線を私に移して、私の唇を指先で軽く擦った。


私はその指を舐めて

「ママの前では裸にならないから」

と言った。

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