マグ
「初めまして。凛さんと同じサークルで三年の北川真澄と言います」
「凛から話は伺っています。兄の睦です。どうぞ家に寄ってて下さいと言いたいところですが、この間、妹が外泊したことが、まだ家族間で少ししこりになって残っているので、また今度、落ち着いてからゆっくり遊びに来て下さい」
「あっ、はい。すいません」
「じゃあ、凛、僕は先に行くから、あまり遅くなるなよ。また母さんが機嫌悪くなるから」
「分かってる。じゃあね」