マグ

「北川君の家の前で彼に『何をしているんだ?』ときつく問い質されて、その時、僕は変に誤魔化さない方が利口だろうと考えた。ついでに父さんの不倫相手の情報も詳しく知りたかったしね。だから公園に場所を変えて、僕は本当のことを北川君に話したんだ」


「真澄はおばさんとパパが不倫している事も知っているの?嘘でしょう?」


淡々とした兄の口調に頭は整理されて来たが、心が乱れて来た。




< 355 / 425 >

この作品をシェア

pagetop