"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
恭平の唇が真琴の唇を塞ぐ。激しいキスに激しい愛撫。またすぐに秘部が疼き始めた。

「真琴、入るぞ」

恭平が真琴の脚を持ち上げる。とうとう一つになるのだ。けれど、どうしたら良いのかわからず力が入る。

「真琴、力を抜いて。俺に預けろ」

言われた通り力を抜く。
熱を帯びたものが押しやられる感覚が伝わると痛みが走り顔が歪んだ。

「うっ!」

「痛いか?」

真琴が頷くと、恭平は優しい声で「もう少し我慢できるか?」と頬にかかっていた髪を指で優しく撫で上げた。真琴はもう一度頷く。

真琴の中にゆっくりゆっくり、入ってくるのがわかる。お臍の下の部分が圧迫されている感覚だ。恭平の顔を見やると、苦悶の表情を浮かべていた。
その表情が眠っていた別の真琴を呼び覚ます。

真琴は自ら恭平の首に腕をまわし、キスを求めた。恭平も応えるように、繋がったまま激しく舌を絡める。重なり合い、触れる肌の温もりが心地よく、愛しさを確かめるように恭平を見つめた。

「恭平さん」

「その蕩けた顔は反則だ。俺以外の奴にその顔は見せるなよ」

恭平の独占欲が真琴をくすぐる。いつのまにか痛さも和らいでいた。

「真琴、俺だけの真琴。誰にも渡さない」

激しいキスが降り注ぎ、同時にベッドが軋む。恭平が動くたびに快感の波が押し寄せ、唇は塞がれているのに甘い声が漏れ出てしまう。その度に真琴を掴む恭平の手に力が入り、奥深くを突き上げる。その動きは徐々に激しくなり、身体が大きく揺さぶられ、無意識のうちに恭平の名前を呼んでいた。お互い何度も何度も名前を呼び合い、恭平の絞り出すような声と重なるように真琴も絶頂を迎えた。


身体を重ね、触れ合うことが、こんなにも愛しく、幸せなことだっとは思ってもみなかった。
< 128 / 197 >

この作品をシェア

pagetop