運命の意味
私小柴桜!学校一のイケメンと付き合うことになりました!
『 あのさ、なんとおよびすればよろしいでしょーか?』
『 なんで敬語なの?俺の事嫌い?』
そう可愛く俯く先輩。可愛すぎる!!
そーだよ!先輩は先輩でも付き合ってるんだから……ね!
『 ううん!だーい好きだよ!』
そんな会話をしていた私たちに悲劇は訪れた。
『 そこの女の子タチ〜。ちょっといい?』
そう言ったのは、凌太先輩と美玖先輩。いつ見ても、可愛いなあ。そんな先輩たちがどうしたんだろう。

カフェにて。
『 で、なに?凌と美玖。俺今彼女とデート中なんだけど?』
あわわ〜!先輩‼️何言ってんですか‼️
『先輩‼️オーラが凄いですよ‼️一旦落ち着きましょ? 』
そう言ってなだめる私。
『2人って運命の赤い糸とか信じてる? 』
そう言い出してきたのは、オシャレに紅茶を飲んでいるみく先輩。
『 は?何言ってんの。運命なんてなぃょ』
『 それがあったの。この4人の中で、ね?』
ああ。これは夢なのか。
それとも、運命なのか。
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