チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


三浦くんに向かって小さく手を振ってから、先輩のもとに駆け寄った。


「みくちゃん、委員会も一緒でうれしいね~。もちろん当日も一緒、行きも帰りも一緒。これでいつでも一緒だね~」


「はい、でも……」


「ん?」


「先輩、受験勉強は大丈夫なんですか?」


「んー、大丈夫、大丈夫」
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