チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「さ、咲っ! な、な、なにもしないから! 変なことを言わないでよ」


パッと急いで先輩の手首を離す。


「大丈夫よ、みく。ママ、ビーフシチューを作ることに専念するから。邪魔したりなんかしないわよ。朝陽くん、ウチで食事を食べていける?」


「ありがとうございます。お邪魔でなければいただきます」


「まぁ、お邪魔だなんて、そんなことはないわよ。もっとたくさん話を聞きたいわ~」
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