素敵後輩の隠し事
そんなことを思っていると、
「やっぱり里緒ちゃん、淳のこと好きなんだ」
なんて言われて、顔が真っ赤になった。
守山さんが私のことを本気なのか冗談なのか分からないが、申し訳ないが守山さんのことは好きではない。
だからここははっきり、城内君を好きと宣言したほうがいいのだろうか。
迷っている私の耳に、また新たな声が聞こえた。
「矢田様」
は!?
様!?
振り返る私の前に、しょぼくれた顔の例の同級生が立っていた。
前までの傲慢な態度と正反対のこの態度。
城内君はそこまで脅威だったのだろうか。