素敵後輩の隠し事
……が、
「じ、城内先輩じゃないですか!?」
彼は俺を見て目を見開き、急に態度を変えてピンッと立つ。
「ど、どうしたんですか、リーダー!」
慌てる部下に、彼は言った。
「お前ら!城内先輩の言うことを聞け!!」
俺はもう、めちゃくちゃ動揺をしていた。
それはもちろん矢田さんに見られているからだ。
こいつは紛れもなく高校時代の後輩で、手にかけ可愛がってやった男だが……
高校時代の俺を、矢田さんにバレてはいけないと思った。